銀の匙の主人公、八軒は食品衛生管理者になるために
大蝦夷畜産大学に入ろうとしています。
ハムの加工を自社でやるには、
食品衛生管理者の資格が必須なのです。
そして大学受験を決めた時期は12月末で、
試験日まで1ヶ月ちょいしかないと思われます。
センター試験でしたら2~3週間という感じでしょう。
そんな短期間で合格できるかどうかは、
彼の地力に掛かっているといえるでしょう。
なお、3年以上の実務経験者が30日程度の有料講習(30万円くらい)を
受けても取得することが可能です。
では、フォルスクラブに食品衛生管理者資格取得のための
コンテンツが出来たとしたら、どういったものになりそうでしょうか?
まず、意外と勘違いされやすいですが、
食品衛生管理者は警察官採用試験のような
テストに合格してなるものではありません。
「医師になるには医学部に通う」と言った感じで、
養成施設を修了したり、講習会を受講して初めてなれるのです。
基本的には上記で紹介した方法で食品衛生管理者になります。
実務経験0の方が試験だけ受けてなれる資格ではないのです。
それゆえ、フォルスクラブで食品衛生管理者資格取得のための
コンテンツを作るとしたら、
養成施設(主に大学)や講習会の授業に
付いて行くための内容になるでしょう。
それこそ、参考書やミニテスト対策の内容になると思われます。
イメージとしては、フォルスクラブの高校生向け
eラーニングの畜産版でしょうか。
一般共通科目や添加物関係の科目を
フォルスクラブで学べれば良いですよね。
フォルスクラブの大学入試対策講座のような
映像授業をやるのも良さそうです。
ただし、フォルスクラブで勉強する場合、
その内容はかなり濃いものになるのは確実でしょう。
30日間分の講習会があることから、1日5時間×30日と仮定しても、
150時間分の内容となると思われます。
フォルスクラブに食品衛生管理者資格取得のための
コンテンツを作ったら、その情報量はかなりのものとなるでしょう。
相続診断士のように、
一夜漬けでなんとか出来る教科ではないことは確かです。
フォルスクラブでも、相続診断士になるには
1週間程度の勉強時間を推奨していると思います。
勘違いしやすいものとして、
食品衛生管理者は食品衛生責任者ではありません。
この2つは非常に勘違いしやすいです。
栄養士、調理師、製菓衛生士など、
類似する資格がいくつかありますので、
しっかりと下調べをして目的の仕事を行うための資格を取りましょう。