香港の問題をより理解できるようになるフォルスクラブ
2019年に世界中から最も注目を集めたと言っても過言ではないのが、香港の民主化問題です。
犯罪者の引き渡し条例に端を発した今回の問題は、緊張する米中関係にも影響を及ぼしています。
ここまで香港の問題が大きくなってしまった理由には、一国二制度がすべての原因と言えるでしょう。
10代や20代の人は知らないかもしれませんが、昔の香港は中国の領土ではなくイギリスの一部でした。
その影響が残る一国二制度についてフォルスクラブで学ぶと、問題の本質が見えるようになりここまでこじれている理由も理解できるようになるでしょう。
フォルスクラブで学ぶ香港の歴史
フォルスクラブにある世界史では、香港も登場します。
元々香港は、1800年までさまざまな王朝に支配されてきた土地でした。
そんななか当時支配していた現在の中国である清の王朝と、イギリスの間でアヘン戦争が1839年に勃発します。
アヘン戦争は開戦から3年後の1942年に終結しますが、その際に結ばれたのが南京条約です。
南京条約により清王朝の領土だった香港は中国に割譲され、第二次世界大戦が今度は発生します。
第二次大戦の期間中は日本に占領され終戦後は再びイギリスの領土になりますが、これに異を唱えたのが中国政府です。
しかし中国国内では第二次国共内戦が始まり、イギリスとの交渉は頓挫してしまいました。
フォルスクラブで学べる香港返還までの経緯
中国国内の状況が落ち着くと、本格的な交渉がイギリスとの間で始まるとフォルスクラブで教えてくれます。
そして長い交渉の結果香港は1997年にイギリスから返還されることが決定し、ついに中国の領土になります。
香港は返還されたものの、イギリスに支配されている間は資本主義の植民地として発展を遂げました。
反対に中国は戦後も社会主義を貫いていたために、同じ国なのに二つの制度を持つ地域が誕生してしまうわけです。
返還後の香港についても学べるフォルスクラブ
フォルスクラブの世界史によると、返還時には中国政府も独立行政区である香港を尊重し社会主義の制度と政策を持ち込まず、独自の生活様式を守と宣言しました。
当初は当時の宣言どおり中国本土からの介入は目立ちませんでしたが、時が経つにつれ徐々に本土の意向が目立ち始めています。
このままでは中国政府の介入が進み、自由な香港が失われ社会主義に飲み込まれるのではという危機感から民主化運動は進んでいます。
それに対し香港市民の中にも中国政府に親しみを感じてる人がいて、地域を二分する状態が続くようになりました。
フォルスクラブで世界史を学んでおくと、今回の問題についての背景を詳しく知れます。
表面だけを見ても理解できず正しい判断もできないので、若い人こそフォルスクラブで世界史を学んでおくべきでしょう。
フォルスクラブで世界史を学んでおくと、グローバル社会に生きる人間としてより成長できます。