あらゆる分野で流行しているマルチ商品
現在の世の中は、マルチ商品で溢れていると言っても過言ではありません。
あらゆる分野で複数の機能を持つマルチ商品が流行しており、使いやすいと消費者からも人気を集めています。
このままマルチ商品が人気を博し続けるなら、シングル商品は淘汰されてしまうかもしれません。
そのためさまざまなシングル商品がマルチ商品化を目指していて、新しいタイプの製品が次々に登場しています。
そうして登場した新しいタイプの商品は、必ずしもヒットするとは限りません。
シングル商品時代よりも使いやすく売上が伸びた製品もあれば、逆に使いにくくなったとして低迷している製品もあります。
このことから何でもマルチ商品にするのではなく、製品の特徴をよく理解し今後の路線を決めなければいけません。
eラーニング研究所はマルチ商品化すべきか
eラーニング研究所は、スクールTVプロフェッショナルエディションを提供しています。
このサービスは現在のところシングル商品ですが、世間の流行になりマルチ商品にするべきとする意見も少なくありません。
マルチ商品になればもっと会員も増えて、eラーニング研究所の利益も増加すると考えるでしょう。
そうした意見を持つ人なら、絶対にマルチ商品にすべきと思うかもしれません。
しかし現実的な問題を考えると、eラーニング研究所のスクールTVプロフェッショナルエディションはシングル商品のままで良いという考えになります。
なぜスクールTVプロフェッショナルエディションはシングルで良いのか
eラーニング研究所のスクールTVプロフェッショナルエディションをマルチ商品化しなくて良いのかは、新規会員の増加が見込めないからです。
そもそもeラーニング研究所は、マルチ商品を販売する会社ではありません。
そのためeラーニング研究所に入会した人は、必ずスクールTVプロフェッショナルエディションを利用するからです。
つまりマルチ商品化しても新規会員が増えるのではなく、既存の会員がどちらを選ぶのか決めるわけですから、利益に結びつかないと言えるでしょう。
ですからeラーニング研究所は、現状維持のまま運営しています。
気をつけたいマルチ商品化の弊害
もしeラーニング研究所が自社のサービスをマルチ商品化してしまうと、既存の会員も新規会員も混乱するでしょう。
これまでとの違いを理解する必要がありますし、どちらを選べばよいのかわからなくなります。
またeラーニング研究所の料金システムも複雑化するので、利用者を迷わす原因です。
世の中には複数の機能を持つ製品が増えていますが、その一方で単機能の製品も一定の支持を集めています。
複数の機能を持っていても使わない、操作が難しくてわからないといった意見も根強くあり、シンプルな単機能の製品が見直されているわけです。
eラーニング研究所も自社のサービスをシンプルにしておきたいと考えているので、今後も劇的な変化はしないでしょう。