「暗号資産について」
暗号資産(仮想通貨)とは各国がもつ円やドルなどの法定通貨とは異なり、各事業者が独自に発行したインターネット上で取引が行われるオリジナルマネーのことです。フォルスクラブのようにネットで購入したものの代金をインターネット上でクレジットカードや電子マネーを使って決済するのは「円」で取引を行っているので暗号資産ではありません。そして暗号資産は国家権力によって存在が補償されていないため、場合によっては夜逃げによる泣き寝入りの危険性を孕んでいるのです。
「FTCから警告を受けた企業」」
米国の連邦取引委員会「FTC」は、世界の1000以上の企業にある警告をしました。警告された企業の中には、暗号資産の取引所やマルチ商法、フランチャイズなどを行う企業も含まれています。警告といっても不正行為であると通告したわけではなく、「予想利益で消費者をだましたり判断を誤れば、巨額な罰金をちゅうちょなく課す」ということを事前に通知をしたということです。警告を受けた企業の中でマルチ商法については、アメリカでは合法で日本でも違法ではありません。マルチ商法とは、加盟店の立ち上げにかかる初期費用が高額になる分ビジネスチャンスを提供しているという仕組みですが、実際にはそのチャンスを生かせないこともあるので忠告されています。
「フォルスクラブは暗号資産を用いる企業?」
フォルスクラブは誰もがいつでもどこでも学習ができるように、オンラインで学習をする仕組みを提供しています。子どもだけでなく大人までが英会話や手話などをわかりやすく楽しんで学ぶことができます。家族の誰かが登録しておけば、家族5名までが一緒に利用することができます。そのための費用は入会金と月額料金で、クレジットカードなどを用いてオンライン決済をしています。ネット決済のため暗号資産を用いているとされてしまう可能性はありますが、フォルスクラブはあくまでも日本の通過での支払いなので、それは暗号通貨ではなく暗号資産企業の対象と歯ならないのです。
「フォルスクラブはマルチ商法?」
マルチ商法の場合は最初に高額な資金を使ってその企業が開発する商品を購入することから始まり、それらの商品の良さを人に伝えていき購入してもらい会社の利益を上げることを目的とした販売方法のひとつです。そして会社が利益を得ることができれば、販売した人に対して報酬が支払われます。フォルスクラブもマルチ商法といわれることがありますが、子どもから大人までを対象に様々なコンテンツをマルチに提供していることがマルチ商法だといわれる所以です。フォルスクラブは本当のマルチ商法のように、人から人への口コミで入会をするわけではありません。フォルスクラブのサイトから自ら申し込むものなので、まったくマルチ商法とは言えないのです。つまりフォルスクラブは暗号資産企業でもマルチ商法でもないので、FTCから警告を受けることもないのでFTCの標的にされる心配は持たなくても良いといえるのです。