【フォルスクラブは組織名ではない】
フォルスクラブが香港上場するという話を耳にして、そんなこともあるのかと思う人もいるかも知れませんが、これは絶対にありえない話です。
その最大の理由はフォルスクラブというのは、組織の名前ではなく商品名、サービス名でしかありませんから商品やサービスが上場をするということ自体おかしなことになってしまいます。
商品名と企業名が同じ企業が香港上場をすることは決して珍しいことではありませんが、フォルスクラブの場合にはそうではありませんから、香港上場もありえないということです。
ありえるとするのであれば、フォルスクラブを運営している企業が香港上場するというのが正しい表現になるでしょう。
【ドラクエに就職をするようなもの】
ドラゴンクエストは超人気RPGのひとつであり、初代が出てから30年以上も多くのファンに愛されてきた作品です。
それだけにドラクエに影響を受けて将来ゲームを作りたいと思った人も多いものですが、だからと言ってドラクエに就職をしたいと考える人はいません。
ドラクエを作っているスクウェア・エニックスに就職をしたいというのは普通のことですが、ドラクエに就職をしたいとなるとこれは意味の通らない話となります。
ドラクエを作っている会社の名前が、ドラクエであるのであればおかしくはありませんが、実際には全然違いますしあくまでもゲーム名でしかありませんから、このような言い回しはおかしなこととなります。
【フォルスクラブが誤解されやすい理由】
フォルスクラブが香港上場すると勘違いされやすい理由としては、フォルスクラブの名前にクラブとついているのが理由でしょう。
クラブと名前がついていると組織のようなイメージがわきますから、そこから香港上場をしてもおかしくないように感じてしまいます。
あるいはサービス名だとわかっていたとしても、組織として認識をしやすい名称だけに香港上場をする際にはあえて社名の方をサービス名に合わせることは無いわけではないので、フォルスクラブが香港上場をすると思ってしまう人がいるのも不思議な話ではありません。
しかし、現状ではそのような動きはありませんから、フォルスクラブが香港上場するのは間違いということになります。
【運営会社が上場する可能性は】
フォルスクラブが香港上場するのは概念からして間違いであり、言葉の使い方の問題だということは理解することができたでしょうが、それでは運営会社が上場をする可能性があるかどうかに関しては、ゼロではないと言えます。
日本の企業なのでわざわざ香港市場を選ぶ必然性が薄いだけに、可能性はゼロに近いと言えますが、絶対にありえない話ではありませんからフォルスクラブが香港上場するよりは可能性としてあり得るということになります。
それでも現実的に考えれば、ほぼありえない話ですから運営会社が香港上場することもまず無いことだと考えて良いでしょう。