フォルスクラブって実技対策は出来るの?

フォルスクラブのコンテンツで実技の練習が可能な資格には
どういうものがありそうでしょうか。
今回はこのことについて考えてみたいと思います。

まず、フォルスクラブを使えば、手話、TOEIC(英語技能)、
ケアマネージャー、相続診断士の資格の勉強が可能です。
そして意外と知られていませんが、
この4つの資格試験は全て実技が存在します。
筆記試験だけではないのです。
ただし、フォルスクラブで
その実技対策が出来るとは限りませんのでご注意を。

例えば、手話技能検定で実技が出るのは2級からになります。
フォルスクラブで学べる手話は6級までになりますので、
これで2級の実技対策は難しいと言えそうです。
ただし、フォルスクラブは基礎を学ぶのに最適なので、
実技対策の下積みは取れると言えそうです。
実際の手の動きを動画で確認できますので、
実技対策には良いと思いますよ。

また、TOEICですが「TOEIC Speaking & Writing Tests」というもので、
スピーキング能力とライティング能力を測ることが出来ます。
これは一種のオプション試験のようなもので、
受講生はそこまで居ないと思います。
フォルスクラブが対応しているのは、
シンプルなTOEICの方になりますので、
これで実技対策は難しいと言えます。

ケアマネージャーの実技試験ですが、
厳密には実務者研修と言います。
ケアマネージャーの筆記試験(こちらも正確には、
介護支援専門員実務者研修受講資格試験)に合格したら、
その研修を1~3ヶ月受講します。
フォルスクラブは筆記試験に合格させることを目的にしていますので、
実技対策はあまり出来ないと思いますよ。

フォルスクラブで実技対策が出来る相続診断士ですが、
実際にはこれを実技と呼んで良いか、少し悩みます。
一般的な実技は身体を動かすことが多いのではないでしょうか。
例えば、警察官採用試験でしたら、
腕立て伏せが何回できるかを試験すると思います。
相続診断士における実技は、計算問題です。
覚えた公式を使って、必要な数値を求めます。
ただし、FPと違って電卓は使えませんのでご注意ください。

フォルスクラブの資格対策コンテンツに模試機能が追加されるとしたら

模擬試験・・・略して模試と言い、
一般的には中学生・高校生が偏差値を測るための筆記試験を
指すことが多いと思います。
広義的な意味では「受験者の能力を測る」試験であり、
学校で学んだ知識を問うものだけでなく、
行政書士や弁護士になれるかどうかを測るための模試も
どこかで実施していると思いますよ。
要は模試は、本番前に自分の実力が
どれくらいかを知るためのテストと言えます。
では、フォルスクラブの各資格対策コンテンツに
模試機能が追加されるとしたら、どういったものになりそうでしょうか?
今回はそのことについて考えてみたいと思います。

現在、フォルスクラブでは、手話、TOEIC、ケアマネージャー、
相続診断士の4つの資格を学べます。
そのうち、ケアマネージャーと相続診断士には既に、
模試に近い内容で中身が作られています。
ただし、あくまで近いだけであって、
フォルスクラブでの学習は本物の試験と根本的に違います。
何より、本番はタブレット画面で受験せず、
紙と鉛筆(シャーペン)を使わないといけません。
マークシートに慣れていないと、
本番で慌てふためいてしまうかもしれません。
フォルスクラブで模試機能を導入するのなら、
そうしたアナログな部分の練習をさせるように
するべきかもしれませんね。

フォルスクラブの各資格対策コンテンツに
模試機能が追加されるとしたら恐らく、
過去問のようなものになると思います。
その際、普通に過去問をコピーしただけのものでも十分です。
フォルスクラブの各資格対策コンテンツは
すべてタブレットで受けることが可能なので、
テーブルにタブレットを置いて、脇に紙を別に用意して、
それに解答を書きこみます。
そして終わったら解答のページに行って、自分で答えあわせをします。
フォルスクラブはeラーニングですが、
本番の試験に慣れさせるという意味では、
こうしたアナログの訓練も必要と言えます。

仮に、フォルスクラブでマウス操作や
タブレット画面へのタッチで問題を解いていくと、本番でも間違って、
紙に書かれている選択肢を
指で叩くようになってしまうかもしれませんよ。
たまには鉛筆を握らないと、
どうやって文字を書くか忘れてしまいますので。
知識量を測るだけでなく、
本番に近い状況を作って解答速度も正確に測定するのが、
模試の目的ではないでしょうか。

フォルスクラブで反復学習するメリット

人間の記憶はコンピューターのように完璧ではありません。
今読んだ教科書の内容もリアルタイムで忘却していきます
その対策として、反復学習が有用です。
何回も同じ内容を学習することで、記憶を想起しやすくするのです。
イメージとしては、タンスに油を差す感じでしょうか。
通常の記憶のタンスの引き出しは、
引っかかりが悪いのか中々取り出せません。
それに油を差すことで、スムーズに記憶の引き出しを
開けることが出来るのです。

フォルスクラブは反復学習に有用です。
分からない問題を何度でも繰り返すことで、
いずれ出来るようになります。
そしてフォルスクラブの高校生向けeラーニングは、
学習した場所および達成度を一覧で表示する機能が付いています。
100%のところはやらなくても大丈夫ですが、
達成度がそれ以下のところはまだ完璧ではないことを意味します。
不足している部分だけを何度でも反復して繰り返せるのは、
ありがたいですよね。

フォルスクラブの各コンテンツは、
反復学習に適したものが揃っています。
一回で終わらせるのではなく、
必要な部分だけを繰り返し学べるようにしているのです。
例えば、フォルスクラブの大学入試対策講座。
基本的には一回視聴すれば十分ですが、
このコンテンツは映像授業になりますので、
気になったところを何度でも反復することが出来ます。
ほかにも、フォルスクラブのふぉるスターは英語の単語帳で、
間違った問題を繰り返し出題させるように設定することも可能です。
フォルスクラブの恋の英会話は複数のプレイヤーが居て、
選択肢によって変化するマルチエンディングなため、
必然的に前半パートは反復することになると思いますよ。
このようにフォルスクラブは、
反復学習がしやすいコンテンツが揃っているのです。

反復学習の最大のメリットは、
やはり「思い出しやすくする」ことだと思います。
『エビングハウスの忘却曲線』が有名だと思いますが、
人間は僅か数十分で半数のことを忘れ、
たった1日で4分の3は忘却の彼方に追いやられます。
しかし、復習すればその忘却の速度を緩めることが可能で、
繰り返し何度も反復していけば、
1ヶ月経とうとも90%以上も覚えたままを維持できると言われています。
フォルスクラブを使って是非、反復学習に励んでください。

フォルスクラブを使った資格対策勉強例:休日のケース

様々な資格の勉強が出来るとフォルスクラブが評判になっています。
そしてこうした勉強は、試験日のかなり前から対策するのが
一般的です。
平日毎日コツコツやるのも良いですし、
休日にドカーっとまとめてやるのも良いかもしれません。

試験日まで1年くらいの猶予があれば、1日10分だけやって、
3ヶ月前になったら1日1~2時間にアップ、
1週間前になったら3~4時間にアップといった感じで
シフトしていくのはいかがでしょうか。
試験の難易度によって勉強時間は異なるため、
フォルスクラブでどの資格を狙うかによって、
勉強の総時間は変わると言えます。
相続診断士や手話6級でしたら、試験日の前日、
休日を丸一日使って丸暗記しただけで取れるかもしれませんよ。

ただし、ケアマネージャーやTOEICの勉強をフォルスクラブでするなら、
一夜漬けで何とかするのはかなり難しいです。
平日毎日コツコツやるのはもちろん、
オフの日である休日を如何に使うかで、
合否が決まると言えるのではないでしょうか。
そしてもちろん、テスト直前や、
3ヶ月前で1日の勉強時間は変わると思います。
例えば、休日の勉強時間は以下のような
タイムテーブルが考えられます。

<テスト直前の休日の過ごし方>
0:00~就寝
1:00~
2:00~
3:00~
4:00~
5:00~
6:00~
7:00~起床・朝ごはん
8:00~朝の身支度・家の雑事(掃除洗濯)などなど
9:00~フォルスクラブで勉強
10:00~
11:00~
12:00~お昼・休憩
13:00~フォルスクラブで勉強
14:00~
15:00~休憩
16:00~フォルスクラブで勉強
17:00~
18:00~夕飯・休憩
19:00~家の雑事(掃除洗濯)などなど
20:00~フォルスクラブで勉強
21:00~
22:00~
23:00~就寝

<試験3ヶ月前の休日の過ごし方>
0:00~就寝
1:00~
2:00~
3:00~
4:00~
5:00~
6:00~
7:00~起床・朝ごはん
8:00~朝の身支度・家の雑事(掃除洗濯)などなど
9:00~フォルスクラブで勉強
10:00~趣味の時間
11:00~
12:00~お昼
13:00~趣味の時間
14:00~
15:00~
16:00~
17:00~
18:00~夕飯
19:00~家の雑事(掃除洗濯)などなど
20:00~フォルスクラブで勉強
21:00~趣味の時間
22:00~
23:00~就寝

上記はあくまで休日の一例ですが、試験直前は1日10時間、
3ヶ月前なら1日2時間頑張れば良いと思いますよ。
もちろん、休日にまとめてやる以外にも、
平日にコツコツやるのも大事ですよ。

フォルスクラブの資格対策コンテンツで勉強可能な資格の理想的な勉強期間について

フォルスクラブは様々な資格を勉強できると評判です。
現在は、手話、TOEIC、ケアマネージャー、
相続診断士の4つの資格に対応しています。
ではそれぞれの資格はどれくらい勉強すれば、
合格出来るでしょうか?
今回は、フォルスクラブで学べる各資格の勉強期間について
紹介したいと思います。

◆手話(6級)の勉強期間・・・24~30時間くらい
フォルスクラブは手話6級・7級の勉強が可能です。
手話について全く知識がない状態から始めるとしたら、
7級の分で8時間、6級の分で24時間の勉強期間が必要です。
ただし、6級以下の手話は非常に簡単なものになりますので、
フォルスクラブで要領よく学べば、
勉強期間を短縮させることが可能だと思います。
7級程度でしたら、もしかしたら、
試験に臨む日の電車の中で猛スピードで暗記するだけで、
合格点に到達できるかもしれませんよ。
点数を取るのが目的でしたらそんなやり方でも構いませんが、
恒久的に手話の技術を使っていくのでしたら、
やはりしっかりと時間を掛けて覚えていきたいところです。

◆TOEIC(730点)の勉強期間・・・180~270時間くらい
英語の基礎力が0の方は少ないと思いますので、
フォルスクラブで英語を勉強する前の初期英語力で
大きく変動すると思います。
一般的には、TOEICで600点を取るには180時間の勉強が必要で、
その600点を取った状態からTOEICで730点を取るには、
さらに追加で90時間の勉強期間が必要と言われています。
ただしあくまで目安です。
要領よくやれば、もっと短い時間で良い点数を取れますよ。

◆ケアマネージャーの勉強期間・・・120~360時間
受験資格に5年以上の実務経験(無資格なら10年以上)の
ケアマネージャーですが、必要な勉強期間は少し分かりません。
非常に難解な資格になりますので、
最低でもフォルスクラブでこれだけ勉強すれば大丈夫という
ラインがないのです。
ケアマネージャーの資格を取った方の
勉強ブログがいくつか見つかりますが、
1ヶ月半~7ヶ月と、それぞれかなり差があります。
中には丸1年間掛けている人もいると思います。
ケアマネージャーの試験に臨む方は、
かなり前段階からフォルスクラブで準備をお願いします。

◆相続診断士の勉強期間・・・6~50時間くらい
相続診断士はかなり簡単な資格です。
資格を取るだけでしたら、一夜漬けでも行けると評判です。
しかしそれでは本当に役に立つ知識とは言えません。
実用的なスキルとして使うなら、
フォルスクラブでしっかりと時間を掛けて勉強してください。